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第7回託児サポーター養成講座

日出町保健福祉センター
平成18年9月〜平成19年3月まで月1回/全7回。21時間受講。
研修期間は受講料・託児とも無料。
「子どもの読み聞かせについて」  平成19年3月7日(水)
講師:万里図書館読み聞かせの会
「ぶーふーうー」
                    白水 伊保子さん
昨年9月よりスタートした託児サポーター養成講座も今月が最終講座となりました。
保育士の経験もある白水さん。「読み聞かせを続けながら子どもから学んだこと」
「子育て・子育て支援に役立つ読み聞かせの基本」「読み聞かせ・手遊びの実践」

など大変興味深い内容でした。
  
白水さんが読み聞かせを始めたきっかけは
「子どもにお話の世界を楽しんでもらおう」という思いから。
昨今、言われるようになった「文字や言葉を覚えるため」「親子のコミュニケーション」というようなイメージはなかったそうです。
しかし活動を進めていくうちに子どもたちの様子に変化が。。。

●保育園でテレビの時間は集中して見れるのに、お話が聞けない。
●コミュニケーション(会話のキャッチボール)がとれない。
そんな様子を見ながら、まずは環境からと思い子どもたちの目に付く・手の届く場所に絵本を置き毎日の読み聞かせを続けたという白水さん。
最初はザワザワしていた子どもたちも段々と絵本の世界に吸い込まれていき、読み聞かせを続けることでお話も聞けるようになっていったそうです。


読み聞かせの基本では
■どの子からも絵本が見えるようにし、安定した持ち方で。
■本に開きぐせをつける・カバーは取っておく
■タイトルだけではなく作者や訳者などもさらりと読む
■画面を隠さないようにめくる
素直に飾り気なく、ゆっくりと心をこめて読む
(あまりオーバーに読むと読み手のイメージだけが残る)

受講者からは「わざと大げさに読んだりしてたけど、違うんやね〜」という声も。
目からウロコ!!のお話がたくさん聞けました。
   
   
     
明るい色やの服やかわいいキャラクターのエプロンなどは、託児などで親と離れて不安になる気持ちをなごませてくれると同時に、託児者と子どもが接するきっかけにも…
なるほど!!


後半は実際に読み聞かせの練習をしたり、はがきとハサミを使ってちょっと頭の体操。
  
最後に白水さんより
「子育てではいろんな情報に惑わされず、あせらずゆっくり絵本の世界を楽しんで!!
毎日、忙しい中で過ごしているママや子どもたちです。せめてみなさんの託児に来たときだけでもゆっくりと気持ちよく過ごせるような託児をして欲しい。」
というアドバイスをいただきました。

PWでも“今日はいい気持ちだな〜”と思える子どもが一人でも増えるような
子育て・子育て支援に励んでいきたいですね。

小野理事長より修了証書を受け取る、“皆勤賞”の受講生


今回で最終日を迎えた託児サポーター講座。講座終了後に修了証書の授与式が行われました。



みなさん、半年間お疲れ様でした。
    
ページ作成 Yasuko:Eto 
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