1 準備するもの

 ・廃油油 (エンジンオイル等の機械油を除く)
 ・廃油を固める粉末油脂(市販の家庭用廃油処理剤)
 ・コーヒーフィールター
 ・なべ(アルミなべでも可)
 ・温度計(正確に作りたい方)
 ・竹筒(節のあるもの)又は形成容器(プリンの空容器・空き瓶・紙コップなど)
 ・太目の綿ひも又は和紙で作ったこより(5〜7cm前後)
 ・香料(バニラエッセンス等)又はレモン汁
 ・ハサミ又はカッターナイフ
 ・不要になった割り箸(廃油ローソクの芯の固定に使用)
 ・クレヨン(色を付ける場合)
  ※竹筒(節のあるもの)
直径約4cm前後のもので、廃油ローソク液を流し入れる部分は竹節の上部約7cm前後で、持ち手部分は10〜12cm前後に切り落としたものまた、竹筒上部の廃油ローソク液を流し入れる部分の5cm前後にはあらかじめボールペンかサインペン等で印をつけておく。

2 ローソクの作り方
@最初に廃天ぷら油をコーヒーフィルターを利用し、ろ過します。 

ろ過は非常に時間(1時間以上…汚れがひどい油は2時間以上)がかかります。
油を多少温めて、時折フィルタを交換しながらのろ過作業をおすすめします。
なお、浮遊物などあまり気にしない方は、ろ過せずに、油をそのま使用しても構いません。
ろ過してもしなくても固まる時間や燃焼にはあまり差がみられません。

  
Aろ過した廃油を温めます。

廃食油約400mlをなべにとり、熱をかけ温める。

油温が80〜85℃前後になったら廃油を固める粉末油脂剤を約15gの割合で入れ、粉末剤が溶けるまで割り箸等のかくはん棒を使用して十分混ぜる。

  ※着色する場合はこの温めてる時に削ったクレヨンを入れかき混ぜる。
  ※香料を入れる場合には処理剤を入れた後に60度くらい冷まして入れる。


Cローソクの芯となる綿ひも又は和紙で作ったこよりを割り箸や棒にくくりつけ、あらかじめセットした竹筒又は形成容器の中央にたらしセットする。

  DAの廃食油を熱いうちに適当量流し込む。


  E固まったらひもを適当な長さに切ってください。
  
  D室温になるまで放置すれば廃油ローソクのできあがり(30分以上放置)。
  
  ★ガラス容器などに流し込んだ場合にはそのままで利用してください。
  ★ 紙コップなど利用した場合には周囲の紙を剥がしてご利用ください。
  ★火をつける場合などは底にお皿などをしいてお使い下さい